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カレンダー  :  市根井孝悦山の世界 母なる大地大雪山カレンダー  :  2011  : 


1 番〜 8 番を表示 (全 8 枚)


00.表紙 晩秋の沼ノ原湿原

00.表紙 晩秋の沼ノ原湿原

9月中旬、雨天の中沼ノ原を訪ねる。夜半過ぎ、甲高い鳴き声で目を覚ます。テントから顔を出すと、雪明りの中を、十数頭のエゾシカが群をなして走っている。その野趣に満ちた光景に寒さも忘れる。
 翌朝、天候が一転し頂部に初冠雪をいただいたトムラウシ山が姿を現している。霧の中の沼ノ原湿原もいい。しかしこの雄大な景観が大雪山である。

01.黒岳の朝焼け

01.黒岳の朝焼け

 約一ヵ月に及ぶ撮影行を終え白雲岳を後にする。しかし激しい風雪で前進不能になり、北海岳附近にテントを設営する。だが異常降雪でテントが破れ、雪洞を掘り移る。悪天は止まず二日分の食糧を食いつなぎ天候の回復を待つ、やっと七日目に脱出夕刻黒岳五合目に辿り着くことができた。だが、ロープウェイが終了しやむなく駅舎で夜を明かす。
 翌朝、昨日までの悪天が嘘のように晴れ上がり、黒岳が紅く輝いている。苦しい山行だっただけに美しさが心に染み入る。生命あることに感謝である。

02.雪間に咲く水芭蕉

02.雪間に咲く水芭蕉

 6月初旬、高原温泉を訪ねる。この時期はまだ残雪に覆われ、会う人もごく稀である。空沼附近まで足を延ばしたが、途中ガスが発生し道に迷う。雪原で目標物もなく、ザックにあるはずの地図と磁石が見当たらない。散々歩き回った後、夕刻やっとの思いで元の道にもどり安堵する。
 ふと気がつくと、雪間からミズバショウが顔を覗かせている。その白い花が私の無事を祝福しているかのように思えうれしくなった。

03.霧の沼ノ原湿原

03.霧の沼ノ原湿原

 自然の宝庫と称される大雪山系にあって、最も多様な素顔を見せ、訪れる人の心を楽しませてくれるのが沼ノ原湿原であろう。この湿原、針広混交樹林帯の中に大小無数の池糖を点在させ、晴れた日には、石狩山系、トムラウシ山が望まれ魅力的な場所だ。
 しかし、私が最も心を引かれるのは、霧の中に佇む湿原の姿である。幻想的で日本の美を象徴するかのような深遠さである。

04.イワウメ咲く前天狗岳

04.イワウメ咲く前天狗岳

 女性的な山容の大雪山系にあって、このニペソツ山は、垂直に立つ荒々しい山容で、近づき難いような迫力がある。
 だが、6月下旬に訪ねたとき、前天狗岳一帯を白いイワウメの花が飾りやさしく迎えてくれた。しかし、同行の友人のすぐ後ろにクマが現われたり、青い目の巨大なキツネがテントを覗き込み、驚いて大きな声を上げたのはその時である。こんなたわいも無いことが無性に懐かしく思われるのは、年のせいであろうか。

05.雲ノ平の紅葉

05.雲ノ平の紅葉

 地平線が微かに色づきはじめた頃黒岳石室を発つ。この日北鎮岳は好天に恵まれ、大雪の峰々が一望のもとである。
 山を十二分に堪能し山を下る。いつもそうだが、この時が気分が充実し、生きていることの喜びが実感できる一時である。途中、紅葉したナナカマドが目に入る。背景には黒岳が横たわり実に美しい。しかし、まだ9月初旬だというのに、紅葉が盛りを過ぎ、冬の気配を感じさせている。さすが大雪山である。

06.冬木立ち

06.冬木立ち

 大雪山系の山並は素晴らしい。だが山腹に繁茂するタンネの森も実に味わい深い。
 その木々達が多様な美しさを見せるのは冬ではなかろうか。雪衣を纏った木々が、夕日を受けピンク色に染まる姿、吹雪に耐え凛として立つ姿もいい。しかし、朝日を受け、枝先に付着した氷雪がキラキラ輝く様も実に清々しく、顔を刺す寒さも忘れるほどだ。

撮影マップ

撮影マップ

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