市根井孝悦山の世界 母なる大地大雪山
9・10月紅葉する山肌
2008年カレンダーに掲載
 日の出前、懐中電燈をたよりに銀泉台を発ち第一花園に向う。放射冷却で空気が澄んだせいであろう雲海上に雌阿寒岳・雄阿寒岳そして知床の山並までがくっきりと浮び上り、日の出の時を待っている。
 日が登り左の稜線に目をやると、ダケカンバとナナカマドが色づき朝光を受け山肌を原色に染めている。まさに銀泉台ならではの圧巻である。
 撮影を終え一息ついていると、足元をナキウサギが冬支度のためであろう忙しく動きまわっている。時おり発する甲高い声を聞き、あの愛くるしい姿を目で追っていると、いつしか自分が大雪山の懐に抱かれているような安らぎを覚える。
9・10月の写真
2007年表紙掲載 2007年9・10月掲載 2008年9・10月掲載 2009年9・10月掲載 2010年9・10月掲載 2011年9・10月掲載 2011年表紙掲載
撮影地点